大連理工大学は教育部直属の全国重点大学の一つであり、国家“211計画”や“985計画”の指定校でもあります。本校は優秀な人材の育成、科学技術の進歩促進また優れた文化の伝承、社会風習の牽引を目的としています。
“海納百川、自強不息、厚徳篤学、知行合一”の精神をモットーとし、知識の創造、発見、伝承、保存、応用を積極的に行い、国家そして人類を豊かにする人材の育成をしてまいります。
沿革
1949年4月 大連理工大学の前身である大連大学工学院を設立
1950年7月 大学編成により大連工学院として独立
1960年10月 教育部直属全国重点大学に指定される
1966年 “211計画”始動。教育部、遼寧省、大連市が共同設立
1986年4月 研究生院を設立
1988年3月 大連理工大学に改名
2001年 “985計画”始動。教育部、遼寧省、大連市が重点的に共同設立
2003年 为什么空着
2012年 リード型大学建設計画を正式に始動
12月 教育部より正式に大連理工大学*盤錦キャンパスの建設許可が下りる。
*本キャンパスは“統籌規画、錯位発展、堅持標準、創新模式”の指導方針に則り、大連凌水キャンパスと同レベル同基準の教育を行います。
大学規模
本校は山と海に囲まれ、教育の場にはとても恵まれています。一校二地域三区(大連市と盤錦市の2地域に大連凌水キャンパス、開発区キャンパス、盤錦区キャンパスの3キャンパス)の教育体系を採用しており、国内一流とも言えるキャンパスネットワークを持つのが特徴といえます。また、24ヵ国・地域188校の大学及び化学研究機構と協定関係を結んでおり、ベラルーシ国立大学(ベラルーシ)とは共同での孔子学院を設立しました。国外からは、330名の学者や専門家を名誉教授として招いております。
教員:3711名(2140名は*専任教師)
博士生指導資格教員:578名
教授等正規高等職員:653名
準教授等準高等職員:1150名
生徒数:
全日制34530名(博士生3725名、修士生9567名、学部生20685名、予科生72名、留学生481名)
専門学位研究生4085名
独立学院(城市学院)学生8580名
継続教育学院生115357名
キャンパス:大連凌水、開発区、盤錦区
キャンパス総面積:433.2万㎡
建築総面積:154.8万㎡
校内運動場及び体育館総面積:21.5万㎡
図書館蔵書数:約299.2万冊
本学には以下の専任教師が在籍いたします。(括弧内は人数)
中国科学院士及び中国工程院士(11)、双方を兼ねた院士(20)
国務院学位委員会学科評議チームメンバー(10)
“千人計画”入選者(18)
長江学者奨励計画特聘教授(21)
講座教授(11)
国家優秀青年基金獲得者(31)
“973計画”プログラム首席科学家(8)
“973計画”青年科学家専題項目首席科学家(1)
百千万人材工程国家級人選(11)
教育部優秀人材基金獲得者(18)
教育部“新世紀優秀人材支持計画”入選者(122)
全国高等学校教学名師奨獲得者(4)
遼寧省高等学校教学名師奨獲得者(25)
大学研究組織・プロジェクト
大連理工大学は人材育成を基本原則としており、本科生教育及び研究生教育に重点を置いています。理工系を軸にした、理学、工学、経済、管理、人文、法学、哲学、芸術など多学科体系を成しており、77の本科専攻のうち、23の専攻が国家級特色専攻に選ばれています。
本学は、研究生院、学部、教学部、専門学院、独立学院によって組織されています。盤錦区には基礎教学部と6つの学院があり、そのうちの4学科(力学、水利工程、科学工程・技術、管理科学・工程)が一級国家重点学科、6学科(計算数学、プラズマ体物理、機械製造・自動化、結合エンジニア、船舶・海洋結合物設計製造、環境エンジニア)が二級国家重点学科、2学科が二級国家重点育成学科に指定されるなど、国家から高い評価を受けています。現在設置されている科学研究所は、一級学科博士(27)、二級学科博士(128)、一級学科修士(42)、二級学科修士(218)、博士後期(24)に分けられています。そのほか、修士課程には工商管理(MBA、EMBAも含む)、公共管理(MPA)、建築学、工程、金融、応用統計、芸術、翻訳、会計、工程管理の10学科において、専門学位授与及び現職高校教師の修士学位授与が認められています。
大連理工大学はこれまで、“大学生刷新性実験計画”や“優秀エンジニア教育育成計画”に協力した経験を持ち、2001年以来、国家科学技術研究成果(38項目)や省部級科学技術研究成果(346項目)に評価されるなど、国の科学技術進歩のために全力を注いでいます。また、2012年以降は、第一完成機関として中国特許優秀賞を2度授与しています。今後もさらなる発展を目指し、研究に勤しんでいきたいと思います。
本学の教育や科学研究は、以下の教員によって構成されています。
国家級教育・教育拠点(4):
国家工科科学教育拠点、国家大学生文化素質教育拠点、国家集成電路人材育成拠点、国家理科基礎科学研究・教育人材育成拠点)
国家級実験教育模範センター及び建設部門(4):
基礎化学実験教育センター、工程訓練センター、電工電子実験教学センター、基礎物理実験教学センター、土木水利実験教学センター、文科総合実験教学センター、化工総合実験教学センター
国家級教学団体(7)
国家重点実験室(3):
海岸・近海工程、精密化工、工業整備結合分析
国家級工程研究センター(3):
船舶製造、電子政務模擬国家地方連合、先進的整備設計及びCAEソフトウェア開発国家地方連合
国家級工程実験室:工業整備 省エネルギーコントロール技術
国家大学科学技術園
国家級技術転移センター
国家級技術センター
国家知的財産権(遼寧)育成拠点
教育部重点実験室(4):
精密特殊加工、工業生態及び環境エンジニアリング、海洋エネルギー利用及び省エネルギー、三材料改姓
省級重点実験室(17)
教育工程研究センター(4)
遼寧省工程技術研究センター(15)
公共技術刷新拠点(2)
技術イノベーション拠点(7)
科学技術成果転化拠点(2)
高等学校学科革新拠点(5)
国家革新研究団体(4)
教育部革新団体(10)
現在、中国は国家振興、人材育成戦略、革新的国家の設立、高等教育の発展、ハイレベルな大学の建設に向かって発展しているところです。その中で、大連理工大学は“985計画”、“211計画”、“領軍型大学建設工程”をもって国を牽引し、《大連理工大学中長期発展戦略計画》と《大連理工大学“十二五”発展計画》を実施することで、本校を国内随一のリード型大学へ、さらには世界へ羽ばたく研究型大学へと成長していけるように邁進していきます。
